AIM ImmunoTech(NYSE American:AIM)は本日、ロズウェルパーク癌研究所(Roswell Park Comprehensive Cancer Center)と臨床試験契約(CTA)を締結し、同研究所における、SARS-CoV-2コロナウイルスに起因する疾患であるCOVID-19がん患者を対象とする、Ampligen(rintatolimod)とインターフェロンアルファ-2bとの併用療法に関する第I/IIa相臨床試験を支援することを発表しました。本臨床試験のための資金の一部は、米国国立がん研究所とAIMからの助成金、およびロズウェルパーク癌研究所の制度的支援から提供されています。
AIM ImmunoTechの最高経営責任者(CEO)であるThomas K. Equelsは、次のように述べています。「私たちは、主要ながん研究センターであるロズウェルパーク癌研究所と提携し、COVID-19がん患者に対する抗ウイルス治療の組み合わせの一環としてAmpligenの試験を行うことができ、大変嬉しく思います。前臨床試験の結果から、特に重度の症状や死亡のリスクが著しく高まるがん患者にとって、この新たな致死性ウイルスに対する効果的な早期治療法となる可能性があると確信しています。COVID-19がん患者を対象とするこの重要な臨床試験が成功した場合、その他の高リスクで免疫不全のCOVID-19患者を対象とするAmpligenの試験にも活用していきたいと考えています。」
ロズウェルパーク癌研究所にてTranslational ResearchのバイスチェアおよびMolecular Therapeutics and Translational ResearchのRustum Family Professorを務め、この新しい臨床試験と他の5つの関連研究の科学的リーダーであるPawel Kalinski医学博士は、次のように述べています。「本研究はCOVID-19がん患者にとって重要な潜在的な治療選択肢となるものであり、AIMの本研究への参加と協力に深く感謝いたします。この試験は、がんや感染症を治療するための免疫ベースのアプローチを最適化するというロズウェルパークの研究の特徴的な要素であり、AIMが私たちのビジョンを支援してくれたことで、この新しいアプローチを患者に提供することができました。」
AIM ImmunoTech Inc.は、免疫疾患、ウイルス性疾患、および複数のタイプのがんを治療するための治療薬の研究開発に注力している免疫製薬会社です。主力製品には、アルゼンチンで承認された治療薬rintatolimod(商品名Ampligen(R)またはRintamod(R))、FDAで承認されたAlferon N Injection(R)などがあります。AIMでは、発表された査読済みの前臨床試験および臨床試験の結果に基づき、Ampligen(R)が広範囲にわたる抗ウイルスおよび抗がん特性を持つ可能性があると考えています。Ampligen(R)の臨床試験には、腎細胞がん、悪性黒色腫、大腸がん、進行性再発卵巣がん、およびトリプルネガティブ転移性乳がんのがん患者の研究が含まれます。これらの用途およびその他の潜在的な用途には、規制当局の承認および追加の資金提供を支援するために必要な安全性および有効性のデータを確認するためのさらなる臨床試験が必要になります。rintatolimodは、世界的に重要な衰弱性疾患および免疫系の疾患のために開発されている2本鎖RNAです。
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