富士通研究所、低解像度映像から人の流れを認識する技術を開発

Mar 06, 2015 16:55 JST

Fujitsu Ltd
プライバシーに配慮し、顔が判別できない映像から人の動きを高精度に検出

株式会社富士通研究所(注1)は、顔が判別できない低解像度映像から人の動きを高精度に検出し、人の流れを認識する技術を業界で初めて開発しました。

従来、監視カメラの映像を解析して人の流れを認識する際に、解像度が高く人が特定されてしまう場合もあり、活用できてないという問題がありました。今回、顔が判別できないように映像全体を高解像度から低解像度に落としても、人に残る特徴を複数抽出することで、高精度に人の動きが検出できる技術を開発しました。

これにより、プライバシーに関する不安を低減した映像から人を検出し、人の流れを認識することが可能になります。

本技術の詳細は、3月6日(金曜日)より東北大学にて開催される「情報処理学会 コンピュータビジョンとイメージメディア研究会」で発表します。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/03/6-1.html

注釈
注1 株式会社富士通研究所: 本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長 佐相秀幸。

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

Industry: Electronics , Cloud & Enterprise , IT Individual , Consumer Electronics

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